里帰り出店、夫婦美容室の軌跡

今は都会で働いていてもいつかは田舎に帰って開業したい!そんな人のヒントになるようなブログになればいいと思ってます★

法人にするタイミングとは

さて、毎年恒例の
確定申告の時期がやってまいりました。

私のお店はオープン当初から
税理士さんを入れいるので

といっても
年に1回会うか会わないかなので
何とも言えませんがw

確定申告は丸投げです。


そんな中、
美容室を経営していると
必ず訪れる問題

法人にするかしないか

つまり
株式会社にするかしないか問題。


オープン当初は
法人にする事が
一人前の証とか勝手に思っていて
一生懸命目指していたものですがw

法人について知れば知るほど
勉強すればするほど

夫婦美容室ならば必要ないかなと
その考えに今のところなっています。

先に言っておきますが
決して法人にすることを
非難しているわけではありません。


当然、
はじめからスタッフを
何人か雇っているのなら
メリットもありますし
全然良いと思います。

ただ、
開業して1.2年で
まだ夫婦だけの美容室とか
アシスタントだけの小さな美容室で
法人にするというのは
どうなのかなと思います。


まず
お店が軌道にのって
スタッフが安定するまでは
法人なんて肩書きだけで
何のメリットもないですし

むしろ
無駄な経費がかさむだけに
なりかねません。

また
開業1、2で年税理士さんが
法人を勧めてきたならば、

税理士さんとよほど信頼関係がなければ
少し疑った方が良いかも知れません。

なぜならば
法人にした方が
税理士側の収入が増えるからです。

確かに
税理士さんから

「売り上げ凄いですね〜
1年目でこんなに売り上げてる美容室なんて
なかなかないですよ〜
法人にしちゃいましょ〜」

とか言われたならば
嬉しいですよねw

そこで乗せられちゃって
法人にしたのならば

法人になるための一時金
プラス
上乗せ継続課金確定ですからね。

法人にした場合
色々な方法で節税ができるようになります。

ただし
その節税額と
法人にした事で増えた経費が
ちゃんと計算できているか

そこが大事なのではないかと。



法人はいつでもなれます。

多いタイミングとしては
売り上げが伸びてきて
消費税が発生する事が確定した年の二年後
実際払わなくてはならない前年
(だったかなw詳しくは税理士へw)

合わせる事が1番無難なタイミングです。
その前にも関わらず

エラく褒めながら法人を勧めてきたのなら
一度、冷静になって
考えてみる事をお勧め致します。

まぁ
美容室以外の副収入がたくさんある人とかは
別ですけどねw











追伸

新人さんを雇いたいのならば
確かに法人にする事で
社会保険などがお店の
ブランドになるのかも知れませんが

実際、この問題は微妙で
若い子は社保の事を理解していなく

親に勧められたから
とか
学校が社保の有り無しでサロンを分けている

ってレベルのようです。

私の経営者仲間で
面接に来た子に
具体的な給料例と
将来の支給額などを示すと

実際問題として
社保はいらないと言うそうです。

サロン見学をするにあたって
まず美容学校に来ている求人票が
社保のある、ないに別れているので

とりあえず社保のあるの方から見ていくから
社保なしの方まで人が回ってこないと
学校の先生が教えて下さいました。

逆に
少し前のように今は
大手じゃなきゃという理由も
なくなってきているらしいので

店舗や企業規模の格差は
減っているのかもしれませんね。

新人さんをとりたい場合は
社保より何よりも

自分のお店の魅力を
上手く伝える方法を確立させて

今、どんなお店に行きたいのかが
大事なのかもしれませんね。