里帰り出店、夫婦美容室の軌跡

今は都会で働いていてもいつかは田舎に帰って開業したい!そんな人のヒントになるようなブログになればいいと思ってます★

テレビ業界の営業方法

先日、常連さんの誕生日会にお呼ばれされ

久々に奥さんと一緒に

東京に出掛けました。



ただ、

誕生日会とか軽いものではなく

会場もよく芸能人が記者会見で使う

有名なホテルでした。


まさにパーティーですねw


音楽関係の仕事をなさっていると

軽くは聞いていたのですが


スピーチで明かされた

お客様の仕事内容に度肝を抜かれ

飲み物を吹き出しそうになりましたw


私が普通に見ていた

ドラマや映画の音楽を、

実はお客様が作っていたのです。


なので

スピーチなさる方も

某テレビ局のプロデューサーや

監督、俳優さんなど

とんでも無く大物揃いで


なかなか居心地の悪い 

パーティーとなりましたw


そのお偉いさん方のスピーチの内容で

なぜこのお客様が

売れっ子の音楽家になっていったのか

そんな話しをしてくれて


その内容が経営にも

繋がるのではないかと思ったので

ここにシェアしておこうかと思います。




そのお客様は70歳の誕生日会でしたので

駆け出しの若い頃は

当然今のようにネットなんかもなく


簡単に拡散する事は出来ません。


音楽の専門的な評価は

私には分からないので

理解できませんでしたが


売れる音楽というのは

ようは美容室と同じで


監督(お客様)の要望(切り抜き)に

ちゃんと応えれるか。


そこで期待に応えることにより

業界で口コミとなって拡がり

当然、

アシスタントの子たちとも繋がるので


監督が引退しても

そのアシスタントが出世して

仕事をくれると言うのです。


また

この業界としてわりとあるのが


ゲン担ぎとして

ヒットした作品の場合

同じスタッフでまた製作するという

スタンスが多いとのことなんです。


確かに考えてみると 

同じ監督の作品って

役者も同じ人が被ることが多いって

気がしますよね。


実はその裏方さんも

同じだったってことなんです。


面白いですよね。

美容室でいうお客様が

プロデューサーや監督であって


そこからの口コミで

次の作品へと繋がっていく。


あとは

まだ売れていない監督の仕事を引き受け

恩を作っておいて

その監督が売れた時にまた

使ってくれることで

恩を返すという事もあるんだとか。


なんか

話してるスケールは違い過ぎていましたが

内容としては美容室の集客と 

似てるとこがあったので


何でも同じ

つまり

何にでも通用するんだなと

勝手に納得した次第でした。












追伸


当然ながら

私たちの席は一番後ろのハジでしたので

パーティーの様子を全体的に

見渡すことが出来たのですが


サプライズパーティーでしたので

わりと皆さんラフな格好が多い中

女優さん方は皆さん着物で

さすがだと思っていたら


食事タイムになると

女優さんたちが

監督やプロデューサーの席に挨拶に行って

名刺交換をしているじゃないですか!


女優さんたちにとっては

こういったパーティー

自分を売り込む場でもあるんだなと。


今やSNSYouTubeなどで

自分を売り込む時代となってきましたが


まだ

監督やプロデューサーなどの

世代の人たちにとっては

ネットを使ったものより

アナログ系のものの方が

効果があるんだなと。


お客様(監督、プロデューサー)に

合わせて売り込む

まさに

マーケティングだなぁなんて


思いながら

私の知らない世界を

見れた気がしました。