里帰り出店、夫婦美容室の軌跡

今は都会で働いていてもいつかは田舎に帰って開業したい!そんな人のヒントになるようなブログになればいいと思ってます★

オープン時の価格設定

このブログの読者さんから
メールで質問をいただきましたので
ブログでお答えしようと思います。

ズバリ、価格設定です。


多分、はじめの頃のブログにも
同じような題材で書いていると思いますが
復習を込めて
改めて簡潔に描いてみます。


最初に
価格設定でもなんでも
私が質問されて必ず聞くことは

ペルソナは誰ですか
です。

大まかにいうと
ターゲットの事です。

ペルソナの設定がしっかりしていると
価格だろうがメニューだろうが
なんなら定休日から何でも決まります。

全てペルソナに聞けば良いのですからw


ここに関しては
その人それぞれですので
正解は無いのですが


価格設定に関しては
私個人の意見としては
小さな田舎町でやるのならば
最初は安くて良いと思っています。



ただし
安くするのは
オープン価格のみです。

つまり
正規料金は安すぎてはダメなんです。


理由として
お店の印象が安くなってしまいます。
そうする事で全ての印象が
安くなってしまうんです。


逆に
正規料金を高くしておく事で
オープン価格が
とてもお得に感じてもらえます。



私はオープン当初は
かなりビビってたので
地域の相場より
ちょい安めで正規料金をしていました。

しかし
忙しくなり過ぎて身体がしんどくなったので
2年目に地域相場より高めに設定し直し
顧客を意識的に減らしました。
自分の身体の負担を減らしたんですね。 

結果、
客単価を上げていたことにより
売り上げは変わりませんでした。
むしろ上がったくらいです。


オープン当初から比べると
カラーカットに関しては
プラス4000円になっています。

これだけ値上げれたのは
始めの値段を安くしておいたことにより
値上げの伸びしろを
残しておいたって事です。



今、巷では
個人店は高単価サロンにしてなんぼ
的な事を言われがちですが

はたして全てがそうなんでしょうか。


私のお店のある街のように
市になれるか分からないくらいの
少ない人口の中でやっていくには
ニッチに絞るのは少なすぎて
危険を伴い兼ねません。


あの今勢いに乗っている有名なあの人も
顧客0で始めるのなら
10万に以下の街は
絶対数が少ないから勧めない
セミナーでおっしゃっていましたw


だったらどうするか
そこを考えるのが
小さな街の小さな美容室の
マーケティングの面白さなんですね。

答えになったかなw














追伸

価格設定でも休みの数もそうですが
1番大切な事は
私個人としては
自分がどうしたいのかって事です。

あなたの幸せはなんですか?
今有名なあの人の口癖なのですが
まさにそれなんですね。


せっかく自分のお店を出したのだから
我慢したくないじゃないですか。

なので
まずはそこをしっかり設定して
そこからペルソナを設定し
価格や休みを決めていく

これが1番綺麗な流れではないかと。

楽しむ事が1番ですね♩