時代の流れを理解し先回りする

先日、父と会った際に

お墓について話しました。

あまり考えたくない話題ではありますが

もう、両親とも７０歳なので

わりと現実的な話なのです。

根本的にはやはり

親としても長男として継ぐ私に

どうしたいのか聞きたかったのでしょう。

で、

今現在、親が検討しているのが

「樹木葬」との事でした。

たまたま

ご先祖様のお墓があるお寺で

樹木葬を始めたらしく

お彼岸のお墓まいりの際に

説明を聞いてきたそうです。

私もお墓参りに行く予定があったので

ついでに見学してきました。

でまぁ

お墓の値段やシステムなどは

関係ないので割愛しますが

確かにと思った事がいくつかあったので

経営に活かすことを考えて

書き示しておきたいと思いす。

まず驚いたのが

すでに樹木葬をご予約いただいた方の

実に９割が

ご自身のものだと言う事です。

つまり

まだ生きている方が自分の為に

自分で買っていると言う事なのです。

その理由が

とても今どきな感じだと思ったので

シェアしたい思います。

たぶん

うちの親も同じ考えだったと思います。

それは

お墓を新たに作ることで

子供たちに迷惑をかけない為

だそうです。

お墓を作ると

当然、毎年の維持費や

法事などでかかる費用が

残された者の負担となります。

そんな事は当然の当たり前の事で

それが今までは常識だったと思うのです。

それが今では

少子化などで孫がいない

とか

お子さんが実家を継がずに

遠くに住んでいる

などが理由で

親御さんたちが

子供たちに気を遣って

と言いますか

迷惑をかけないように

全て自分たちで済ませようと

考えている人が多いということです。

考え方によって

残される側としては

その考えは寂しさもありますが

やはり

有り難いってのが

本音でもありますよねw

で、

こっからが大事なことで

今の私の親の世代は

全ての事に対して

子供に迷惑をかけないように

言うならば

子供に期待をしないで

自分たちだけで済ませる

この考え方が

スタンダードになってきているのかなと。

どうでしょうか

この考えを上手く利用したら

ビジネスに活かせると思いませんか？

ちょっと考えてみて下さい。

追伸

ビジネスの基本中の基本が

お客様の必要としているものを

作り上げる事です。

逆に言えば

その人にとって必要なものを

目の前におくことによって

何も営業しなくても

勝手に売れるものなんですね。

今回の話で

自分の親世代を狙う場合

この世代の今の考え方が

理解できたと思います。

だとするならば

その考えに繋がる

求めているものを提案すれば

成功するって事ですよね。

この流れが

いわゆるマーケティングって

言われたりするんですね。

そう考えてみると

マーケティングって

簡単に思えてきませんか？

ぜひこれを機会にもう一度

独自のマーケティングを

考えてみて下さい。