里帰り出店、夫婦美容室の軌跡

今は都会で働いていてもいつかは田舎に帰って開業したい!そんな人のヒントになるようなブログになればいいと思ってます★

借金をするという意味

最近、求人に本腰を入れようと

久しぶりに求人誌を見てみました。

 

 

これも流行りといいますか

 

『技術売上の50〜60%バック』

 

そんなことを売りにしている会社が増えてる気がします。

ようは面貸しですね。

 

一つの美容室にたくさんの個人事業主がいて

税金対策をしているのです。

 

会社としては

お店という箱を運営して

美容師に働く場所を提供する

そんな仕組みみたいです。

 

で、

本当に売上の50〜60%貰えるのかというと、

 

貰えはするのですが

客単価が異常に安いのです。

 

カット¥2000とか

カラー¥3000とかw

 

そんなんじゃ、いくら50〜60%貰っても

全然給料いかなでしょって

それ系の知り合いの

3店舗経営してるオーナーさんに聞いたら

 

例えばカラーしてもブローが別料金とか

前処理剤やトリートメント剤など

カウンセリングでどんどん値段が上がっていく

 

そんな詐欺まがいの仕組みみたいです。

 

当然それで給料にも影響が出るので

スタッフは必死になりますよねw

 

で、

「肝心なオーナーは儲かってるの?」

 

って聞いてみたら

「月収200万くらいだけど借金2億円かなw」

 

う〜ん・・・

ちょっと私には理解できない領域でしたw

 

それは儲かっていると言えるのか・・・

 

借金した方が銀行との信頼ができるから

借金しといた方が良い

とかいうコンサルタントもいます。

 

確かにそうなのかもしれませんが、

私は無理でした。

 

開業当初、当然お金は借りるものだと

安心感を得るために借りれるだけ国から借金しました。

 

しかし

毎月引き落とされる借金の金額に

手数料などの計算をしてしまい、

 

だんだんと借金していることに違和感を感じて

半年後に全額、繰り上げ返済しました。

 

当然、ギリギリの運営資金だけが残り

最初は不安にもかられましたが、

 

借金しているときの

「売り上がらなくて返せなくなったらどうしよう」

 

という不安よりは全然楽になりましたw

 

いざとなったら店を閉めてやり直せばいい。

そんな

ひらき直りのような精神でがむしゃらに働き、

 

今では開業当初に借金した金額以上に

貯金ができています。

 

当然、借金は0です。

それが私のスタイルなんですねw

 

借金している方がやる気になれる人もいると思うので

全否定はしませんが、

私には無理だったってことです。

 

これも借金を経験したから言えることです。

 

何事もまずは経験してみて

人の意見に流されず

自分のスタイルを見つけてみて下さい。

 

 

 

追伸

 

このタイプのお店の50〜60%の給料って

私たち個人店の普通の売上の20〜30%にしか

あたらないんです。

 

手取りの%で踊らせれてる雇われ美容師が多いってことが

残念です。

 

けど、

これを逆手にとれば

個人店だって大型店に

求人が負けない気がします。

 

労力半分で給与が同じ

 

とかねw